しばらく負傷離脱となったジャクソン [写真]=Getty Images チェルシーに所属するセネガル代表FWニコラス・ジャクソンは予想よりも長く離脱することになるようだ。12日、イギリスメディア『BBC』やイギリス紙『テレグラフ』などが伝えている。
現在23歳のジャクソンは2023年7月にビジャレアルからチェルシーに完全移籍。加入1年目から決定力不足に批判が集まることがあったものの、最終的に昨季は公式戦44試合出場で17ゴール6アシストを記録した。そして、エンツォ・マレスカ監督が就任した今シーズンも不動のセンターフォワード(CF)として起用され、ここまで公式戦24試合の出場で9ゴール5アシストを記録している。
そんなジャクソンだが、3日に行われたプレミアリーグ第24節のウェストハム戦(○2−1)で左ハムストリングを負傷。当初、マレスカ監督は早期の復帰を示唆し、14日に行われる第25節のブライトン戦出場の可能性も噂されていた。
しかし、今回の報道によると、さらなる検査が行われた結果、問題ははるかに深刻であることが発覚。約6週間の欠場となることから、3月末に予定されているインターナショナルウィーク前にジャクソンが復帰できる可能性は低いと予想されており、戦列復帰は4月2日の第30節トッテナム戦以降となることが伝えられている。
なお、チェルシーでは3日のウェストハム戦でジャクソンとの交代で途中出場していたU−19スペイン代表FWマルク・グイウが同試合で同じく負傷。そけい部に深刻な問題を抱えており、数週間から数カ月の離脱となることが見込まれている。
今季のチェルシーは浮き沈みがあるものの、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向けて現在はリーグ4位と好位置につけているが、一気に2人のストライカーを失ったことはマレスカ監督にとって大きな悩みの種になりそうだ。