クイーンC母娘制覇へ オークス馬ダイワエルシエーロの仔が重賞初挑戦

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2025年02月14日 07:30  netkeiba

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前走の未勝利を快勝したスライビングロード(24年11月撮影、ユーザー提供:淳。さん)
 04年のオークス馬のダイワエルシエーロを母に持つスライビングロード(牝3、栗東・福永祐一厩舎)が、クイーンカップ(3歳牝・GIII・芝1600m)で重賞初制覇を狙う。

 スライビングロードは父レイデオロ、母ダイワエルシエーロ、母の父サンデーサイレンスの血統。日高の超名門・下河辺牧場を代表する名牝系の出身となる。母は騎手時代の福永調教師が主戦を務め、04年のクイーンCで重賞初制覇。同年のオークスで世代の頂点に立つなど、重賞を4勝した。そして祖母のロンドンブリッジは97年のファンタジーSの覇者で、98年の桜花賞が2着。いとこのキセキは17年の菊花賞馬で、叔父のビッグプラネットとグレーターロンドンも重賞を制している。

 ここまで2戦1勝。昨年9月の中京の新馬(芝1400m)は2着。直線で大外から脚を伸ばし、メンバー中最速タイとなる上がり3F34秒8をマークしたものの、勝ち馬にハナ差届かなかった。それでも続く2戦目、同11月の京都の未勝利(芝1400m)は中団から悠々の差し切り。さすがは良血という走りで、明るい未来を予感させた。

 今回は初の関東遠征、さらにいきなりの重賞チャレンジとなるが、この血統だけに楽しみは大きい。母娘制覇を果たし、クラシックの有力候補に浮上することを期待しよう。

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