![](https://news-image.mixi.net/article/262/262_20250215_11615488_001.jpg)
「60代はぺたんこ靴しか履かないと決めました」ーーある人気インスタグラマーの投稿が注目を集めています。
【写真】「60代、ぺたんこ靴しか履かない」…実際のコーディネートを見る
「かっこよさより、快適さを選びました」
発信したのは山岡まさえさん。今年60歳を迎えるにあたり、ヒールのある靴を手放しました。心地よく履けるスニーカーや革靴、ブーツなど数足をメインにし、かかとの高さが5〜10センチあるハイヒール約20足は処分。パンプス類はセレモニー用の2足だけを残しました。
「ヒールのある靴を履いていると、疲れるし、何より危ない(笑)。だから、楽しくない。もちろんヒールがある靴の方が、スタイルよく見えたり、かっこよかったりするのは分かっていますが、それよりも快適さを選びました」(山岡さんインスタから)
ネット上ではこれまでも、年齢を重ねることでファッションに変化が現れたという声がたびたび話題になります。「50代を過ぎると重いコートが無理になった」「重い服は疲れる」「アクセサリーの好みが変わった」「バッグは軽さを重視」など。
|
|
山岡さんも「無理をしないおしゃれ」を意識するようになったといい、服やアクセサリーの重さも昔に比べると軽いものや、身につけたときにストレスがないものを選ぶことが増えたそうです。
「私だけではなく、快適さを選ぶ人が多い。それは決して、60代だからではなく、無理する、我慢するってことを手放す人が増えたような気がします。私にとって靴はその象徴の一つなのかもしれません」(山岡さん)
20〜50代のファッション遍歴は?
山岡さんは現在、株式会社wGlue Japanの代表取締役で、一般社団法人日本グルーデコ協会代表も務めています。
これまでのファッション遍歴は、「20〜30代は、子育て真っ只中だったので、トレンドを意識しながらも『動きやすく、ママを意識した服』が好きでした。40代以降は、素材の質感やシルエットの美しさを重視するようになり、ブランドの服も多く購入していました。また、50代後半になってからは『少数精鋭のワードローブ』を心がけ、ただ買い足すのではなく、買い換えることで、クローゼットの中のアイテムの価値を高めるようになりました」(山岡さん)。
山岡さんの日々の着こなしはインスタグラムで人気を集めており、同世代を中心に参考にする人が多数います。今回のぺたんこ靴に関する投稿も共感を呼び、いいねの数は5千超。フォロワーからは「同感です」「ぺたんこ靴、大賛成です」「自分らしくいられることが最高です」「私ももう履けないヒールを手放しました」「楽が気持ちいいですよね」「靴選びに迷っていたので参考にさせていただきます」などの反応が相次いでいます。
|
|
(まいどなニュース・金井 かおる)