豊作占う「竹うち」=秋田県美郷町〔地域〕
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2025年02月17日 13:01 時事通信社

秋田県美郷町で、約700年続くとされる豊作祈願のための小正月行事「六郷のカマクラ」が行われた。祭りのハイライトは最終日の「竹うち」。今年一年の豊作を占うもので、地元住民らが敵と味方になり、長い竹を振りかざしてぶつかり合った。2024年は少雪の影響で中止したため、2年ぶりの開催となった。
「竹うち」は北軍と南軍に分かれて竹を打ち合い、敵陣に押し込んだ方が勝利となる。3回勝負で、北軍が勝てば豊作、南軍が勝てば米価が上昇すると言われている。記録が残る1955年から2024年までは、北軍、南軍それぞれ21勝ずつで並んでいた。
開始のサイレンが鳴ると、両軍合わせて約200人の打ち手が雄たけびとともに敵陣に目がけて突入。激しい打ち合いを繰り広げた結果、南軍が勝利した。
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