
パン派の方は、毎朝のように使う「オーブントースター」ですが、こまめな清掃を忘れていませんか?汚れなどが付着していた場合、使用を繰り返すことで発火するかもしれません。【経済産業省】リコール・製品事故情報(製品事故対策室)の公式Xアカウント(@kochijiko)が、注意を呼びかけるとともに、万が一火が出た場合には「扉は開けず、落ち着いて電源プラグを抜き、消火を待ってください」とコメントしています。
手入れ不足で溜まった「食品かす」などが発火の原因に
独立行政法人 製品評価技術基盤機構「nite」によると、「使用中のオーブントースターから出火し、床を焼損した」という事例が実際に起こっています。原因は、手入れ不足でくず受けトレイに食品かすなどが堆積していたため、使用時にヒーターの熱で食品かすなどが焦げて発火したものと考えられます。取扱説明書にも、「くず受けトレイはよごれたままにしない。油分や食品かすが残っていると燃えることがある」という旨の記載が。このような事故を未然に防ぐためにも、以下のポイントに注意しましょう。
▽こまめに掃除を行う
庫内はくず受けトレイを含めこまめに掃除を行いましょう。特に、油分を含む食品を使用した後は「油分がくず受けトレイに落ちている可能性がある」ので、必ずチェックしてください。その際は、やけどをしないために冷めてから行いましょう。
▽油分がヒーターに落ちるような食材は網に直接のせない
生の魚や肉、揚げ物など、油分がヒーターに落ちるような食材は網に直接のせず、必ず「アルミホイル」を敷くか「受け皿」を使用してください。
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▽出典
・【経済産業省】リコール・製品事故情報(製品事故対策室)公式X/オーブントースター庫内の汚れで「発火」するかもしれません
・独立行政法人 製品評価技術基盤機構「nite」 公式/「オーブントースターの事故」