「ウメハラがぁ!!!」 カップヌードルCMでまさかの“電波実況”をパロディー　古参ネット民から反響続々「胸熱」「ホント好きw」

　プロゲーマーの梅原大吾（ウメハラ）さんが出演するCMが2月17日、カップヌードルの公式X（Twitter）で公開されました。CMは、梅原さんによる“伝説的な名勝負”のパロディー仕立てになっており、対戦格闘ゲームやニコニコ動画などのファンを沸かせています。

【画像】まさかの“電波実況”

●ニコニコ動画初期の人気動画をパロディー

　CMは主に「GUILTY GEAR XX」風のゲーム映像で構成。実況が「ウメハラがぁ!!!」と叫ぶなか、梅原さんの操るソル=バッドガイが、ドット絵のチリトマトヌードルへ的確なコンボを決めていきます。

　ソルは覚醒必殺技のモーションでお湯を注ぐと、なおも追撃。空中へ吹っ飛ばしたチリトマトに、スライスチーズでフタをしてトドメを刺しました。

　「ウメハラがぁ!!!　チーズ2枚ぃ!!!　ウメハラがぁ!!!　のせたぁ!!!」と、実況の絶叫がとどろいたこの勝負、元ネタは2003年に開催された格闘ゲーム大会「闘劇」。チーム戦で劣勢にあった大将の梅原さんが、3人抜きで逆転勝利を決めた伝説的な一戦です。

●試合展開や実況のクセまで忠実に再現

　そして2007年、試合のクライマックスを収めた切り抜き動画が、ニコニコ動画に登場。実況を担当した「がまの油」さんの異様なテンションもあって、「電波実況」コンテンツとして人気を博しました。

　日清のCMは、現在の梅原さんを元ネタ風に撮るなどして、当時の映像を手本に新しく作ったもの。「チリトマトヌードルにチーズを合わせるとおいしい」と伝えるうえで、どうやってこの手法を思いついて企画を通せるのか、不思議でなりません。

　梅原さんの試合運びから、実況のクセまで忠実になぞったCMは、「芸が細かい」と大好評。「完全に『ニコニコに青春を捧げたやつ』の仕業」「がまの油氏も令和7年にこの試合がこすられるとは思っていなかったでしょう……」と反響を呼んでいます。

画像はカップヌードルの公式Xアカウントより引用