中国の生成AI(人工知能)開発企業ディープシーク(深度求索)が開発したアプリのアイコン 【ソウル時事】韓国政府の個人情報保護委員会は17日、中国の生成AI(人工知能)開発企業ディープシーク(深度求索)のアプリについて、韓国国内での新規ダウンロードを15日から遮断したと発表した。過度な個人情報の収集や広告主との共有といった懸念があり、個人情報保護法に基づき改善されれば解除する。
委員会は1月、同社の調査に着手し、個人情報の保護に不十分な点があることを確認した。同社も韓国の法令への配慮が不足していた部分を認めたという。
既にダウンロードされたアプリやウェブサイトの利用は引き続き可能。委員会は「個人情報を入力しないなどの慎重な対応を重ねて求める」と呼び掛けた。