ひろゆきさんの“切り抜き画像”からLINEスタンプの制作と販売が可能に　本人「どこに需要があるのか」

　「それってあなたの感想ですよね」などの名言で若年層の支持を集める、元2ちゃんねる管理人のひろゆき（西村博之）さん。LINEヤフーは2月17日、ひろゆきさんの切り抜き画像を使ったLINEスタンプの制作・販売が可能になったと発表した。

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　LINEスタンプや絵文字を制作・販売するプラットフォーム「LINE Creators Market」の取り組み「LINE Creators Collaboration」の一環。版権元から使用許諾を得たキャラクターや人物をモチーフに、ユーザーがスタンプを制作・販売できる仕組みで、今回はひろゆきさん個人とコラボした。

　発表にあたり、ひろゆきさんは「自分ではひろゆきスタンプをつかわないので、どこに需要があるのかわからない感じですが、皆さんで見つけて貰えればー」とコメントを寄せている。

　ユーザーは、自作のイラストの他、ひろゆきさんのYouTubeチャンネル「ひろゆき, hiroyuki」内の動画からひろゆきさんをキャプチャーしたものを素材として利用できる（他の登場人物は対象外）。作ったスタンプは、審査を経て5月19日から販売可能になる。なお、LINE Creators Collaborationで作られるスタンプとしては初めて「スタンプアレンジ機能」（通称：スタンプ合成）にも対応する。

　売上配分は、App StoreやGoogle Playなどの手数料（30%）を除いた50%（売上総額の35%）のうち、クリエイターに25%、版権元に25%（売上総額の場合クリエイターに17.5%、版権元に17.5%）となる。

　ひろゆきさんは、1999年にインターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、2006年には動画サービス「ニコニコ動画」の開始に携わるなどインターネット文化をけん引した。近年はネットのご意見番として歯に衣着せぬ物言いが話題になることも。23年7月にソニー生命保険が発表した中高生の「こんな大人になりたい」ランキングでは5位にランクインしている。