きのう午後、福島市の高湯温泉で源泉管理のため入山したホテルの支配人など3人が遭難し、きょう正午までに全員が発見されましたが、3人とも死亡が確認されました。
記者
「福島市の高湯温泉です。いまも雪が降っていて、高さ2メートルほどの雪が積もっていますが、遭難したホテルの関係者3人はホテルの裏側、1キロメートルほど離れた場所にある源泉に作業に向かったということです」
遭難したのは、福島市にある「高湯温泉 花月ハイランドホテル」の支配人（60代）と従業員の男性（60代・50代）あわせて3人です。
警察などによりますと、3人はきのう午後2時ごろ、源泉管理のために入山しましたが、午後8時半ごろ、ホテルの従業員から「3人が戻ってこない」と警察に通報がありました。
警察と消防がきょう午前9時から、およそ20人態勢で捜索を行い、正午までに3人を発見、全員の死亡が確認されました。
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現場付近は毒性の強い硫化水素ガスの濃度が高くなっていて、警察は3人がガスを吸った可能性もあるとみて、死因などを調べています。
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