CL敗退のミラン、指揮官は“退場”のテオを擁護も悔しさあらわ「もっとメンタル面で強くなるべきだった」
1
2025年02月19日 09:58 サッカーキング

ミランを率いるセルジオ・コンセイソン監督 [写真]=Getty Images ミランを率いるセルジオ・コンセイソン監督がフェイエノールト戦を振り返った。18日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントプレーオフ・セカンドレグが18日に行われ、ミランは本拠地『サン・シーロ』でフェイエノールトと対戦した。ファーストレグではアウェイで0−1と敗れ、ビハインドを背負った状態でセカンドレグに臨んだミラン。試合は開始わずか36秒にサンティアゴ・ヒメネスの得点でミランが先制する。しかし、51分にテオ・エルナンデスが2枚目の警告で退場となると、73分にはフリアン・カランサから同点ゴールを被弾。結局、そのまま試合は1−1で終了し、2戦合計2−1でフェイエノールトが勝ち抜きを決めた。
試合後の記者会見に出席したコンセイソン監督は、「間違いなく失敗だ。私たちはベスト16に進出したかった」とコメント。「この試合では我々が相手よりも強いことを証明したが、ザグレブでの試合と同じく重要な場面が試合を左右した。あの試合では退場があり、今日も退場があった。審判の判定が厳しすぎたと言うこともできるが、私たちはもっとメンタル面で強くなるべきだった」とリーグフェーズ第8節のディナモ・ザグレブ戦と重ねながらテオの退場を悔やんだ。
一方で「責任は私にある。テオ(・エルナンデス)ではない」とフランス代表DFを擁護。「ロッカールーム内でこの件について話し合うことになるだろう。テオはミランのために多くを捧げてきたし、私自身もキャリアの中で多くのミスをしてきた」と庇いつつ、「私たちは怒りを感じている。テオが退場するまでフェイエノールトはゴールに迫る方法を見つけられていなかった。我々は本当に悔しく、怒っている」と素直に感情を表現している。
【動画】ミランvsフェイエノールトのハイライト
Copyright(C) 2025 SEESAW GAME, Inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。