マンチェスター・シティを率いるグアルディオラ監督 [写真]=Getty Images マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、レアル・マドリードとの大一番へ向けた意気込みを語った。18日、イギリス紙『ガーディアン』がコメントを伝えている。
マンチェスター・シティが欧州王者の本拠地でチャンピオンズリーグ(CL)への生き残りをかけた決戦に臨むこととなった。今大会は開幕から3戦無敗と好スタートを切ったものの、その後は勝ち点を取りこぼす試合が続き、最終節を前に36チーム中25位に低迷。最終節に勝利し何とか敗退は免れたが、ベスト16へのストレートインは叶わず、プレーオフへ回ることとなった。
プレーオフの対戦相手は4シーズン連続の顔合わせとなるレアル・マドリードに決まり、現地時間11日には本拠地『エティハド・スタジアム』でファーストレグに臨んだ。試合はノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの2ゴールによって2度のリードを奪うも、最終盤に守備の脆さを露呈し2−3の逆転負け。ベスト8進出のためには敵地『サンティアゴ・ベルナベウ』での勝利が絶対条件となる。
以前、逆転でのベスト8進出の可能性について「1%」と言及したグアルディオラ監督だが、前日会見では「私はあなた方に嘘をつき、あなた方は私を信じなかった。誰も試合に負けた我々には1ペニーすら賭けなかっただろう。しかし、日が経つにつれて熱意は戻るものであり、我々は勝ち抜くために努力するつもりだ」とコメント。その上で次のように言葉を続けた。
「プレッシャーは当然あるが、それがなければ良いプレーをすることなどできないし、歓迎すべきものだ。これが初めてではないし、それにどう対処するかにかかっている。私が過去の経験から学んだことは、勇気を持ってプレーし、自分たちらしくしなければならないということだ。そのメンタリティーを保ち、勝つためにプレーする必要がある。ほぼ完璧な試合をしなければならないし、攻撃し、ゴールを決めなければならない」
直近では今冬新加入のエジプト代表FWオマル・マーモウシュのハットトリックもあり、難敵ニューカッスルに4−0で快勝したマンチェスター・シティ。逆転でのベスト16進出は叶うだろうか。運命のセカンドレグは日本時間20日の午前5時にキックオフを迎える。
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