
前回からの続き。私はセリナ。夫のユウスケと、4歳になる息子のソウタと一緒に暮らしています。ユウスケとは昔からの幼なじみで、いつの間にか自然と付き合って結婚に至りました。うちの近くには姉夫婦も住んでいてよく遊びに行きます。ユウスケとはお互いまっすぐ感情をぶつけ合うタイプなので、よくケンカになってしまって……。そんなとき姉の家はちょうどいい避難場所。姉は小さい頃からしっかり者で頼もしく、気軽に甘えられる存在です。



いつでも私たちのことを受け入れてくれる姉。私はいざというときの逃げ場所として心の拠りどころにしていました。けれど今日は「しばらくいさせて」というお願いも拒否され、ユウスケとともにガッツリ叱られてしまったのです……。


普段あまり怒らない姉の言葉には重みがあり、後からじわじわと効いてきました。いい大人が夫婦ゲンカの後始末をお姉ちゃんに頼りっぱなし。私は自分のことしか考えていませんでした。ユウスケも同じことを思ったようで……。

その後、姉には謝罪の連絡をしました。姉は昔から私に優しくて、大人になってからも助けてもらうのが当然になっていました。正直……今回も最初から姉に面倒を見てもらう気マンマンでした。いくら気持ちが近いように感じていても、姉の家は自分の居場所じゃない。都合のいい「避難場所」なんかじゃないのです。
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これからは周りに迷惑をかける前に、夫婦でちゃんと冷静に話し合うようにしたいと思います。自分たちがおかしていた間違いに気付けてよかったです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子