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「急須で育てているお茶が1歳を迎えました。まだまだ飲めそうにはありませんが、そんなことより可愛さがすごい」
こんなポストをされたのは、ぽたろうの家庭菜園HACK(@HACK1136)さん。「急須でいれたお茶」ではなく…「急須で育てたお茶」、どういうこと!?写真には葉のついた木の枝が写っていますが、お茶の木なの?
「可愛さがすごいです…!」
「これを床の間に飾ってるだけで絵になりそう」
「急須の注ぎ口からも枝が出てきますように☆」
「お茶の先生みたいwwww」
投稿には、急須で育てるお茶の木が可愛いとコメント欄でも盛り上がっています。ポストをされたぽたろうの家庭菜園HACKさんにお話を聞きました。
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ーー急須でお茶を育てよう!と思ったのは?
「以前より『日本人に生まれたからには、一度は自家製の手揉み茶を飲んでみたい』という訳のわからない欲求がありまして、静岡でお茶屋さんを営む友人に種を分けてもらいました。
そこでどうせなら面白い鉢で育てたいと思い、お茶を淹れながら考えていたところ、目に入ったのが急須。お茶の相棒といえばこれっきゃないだろと思い、使うに至りました」
ーーどんな種類のお茶の葉なのでしょう?
「チャノキというツバキ科の植物です。緑茶や紅茶、烏龍茶などの原料となります。いただいたこの種は、静岡にある前方後円墳に自生するチャノキの種なのだそうで、神秘的な気持ちを胸に育てています」
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ーー1年経ってずいぶんと成長したのですね。
「最初はヒョロヒョロでしたが、脇から新しい芽も出てきて徐々にチャノキらしいフォルムに育ってきました」
ーー育てていく上で、難しいことはあったのでしょうか?
「それがチャノキは暑さにも寒さにも強いため、全く手が掛からない優等生なんです。強いて言えば冬に種まきをしたので、育苗期間は室内で越冬させたことくらいです」
ーーどのくらいまで育てるのですか?
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「実は急須で育てているチャノキ以外にも2株ありまして、今後も急須鉢は観賞用としてコンパクトに育てていき、他の2株は大きな鉢に植え替えて茶摘みを楽しませてもらう予定です。よって私がダメになるまで、チャノキには一生寄り添ってもらいます」
ーー最後はお茶として飲む予定なのでしょうか?
「はい。種を譲ってもらったお茶屋さんに茶葉の作り方を教わり、緑茶としていただく予定です」
ーーお茶以外にも育てている植物はあるのでしょうか?
「ベランダで常時20種類以上の野菜を育てています。最近だと自宅でいちご狩りをするべく、ジップロックを鉢型に加工していちご栽培に挑戦中です」
ぽたろうの家庭菜園HACKさんは「ベランダ菜園は自宅で楽しめる最高の趣味です。今後もXやYouTubeでベランダ菜園の魅力をお伝えしていきますので、よかったらご覧ください」と話してくれました。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・椎名 碧)