歌舞伎町「トー横」の少女に接客させた疑い＝キャバクラの実質経営者逮捕―警視庁

　東京・歌舞伎町のトー横と呼ばれる一帯に出入りする少女に接客をさせたなどとして、警視庁少年育成課は２１日までに、風営法違反容疑などで、キャバクラ「あいまいみーまいん」の実質経営者で、中国籍の姜思文容疑者（６４）＝新宿区西新宿＝と、従業員の上鈴木広行容疑者（５８）＝府中市本宿町＝を逮捕した。「子どもを働かせたことはない」などといずれも容疑を否認している。

　姜容疑者の逮捕容疑は昨年９月、自身が実質経営する歌舞伎町のキャバクラ店内で、１６歳だった少女に男性客の会話の相手をする接待営業をさせるなどした疑い。

　上鈴木容疑者は昨年９月と１１月、未成年の少女２人に深夜に客引きをさせた疑い。

　同課によると、接待営業をさせられた少女は当時、家出中だった。トー横で別の人物から店を紹介され、恋愛感情につけ込み高額な飲食をさせる「色恋営業」をするよう指示されていた。