箱根駅伝連覇の青学大21歳ランナーの命奪った悪性リンパ腫とは 自覚症状なく進行するケース多い

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2025年02月21日 16:38  日刊スポーツ

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青山学院大学陸上部の公式HPから

今年の箱根駅伝で2年連続8度目の総合優勝を果たした青山学院大の皆渡星七(みなわたり・せな、3年)さんが21日までに死去した。21歳だった。青山学院大陸上部が公表した。1月20日自身のSNSで昨年11月に「悪性リンパ腫」と診断され、現在も治療を続けていることを明かしていた。


皆渡さんは2004年(平成16)2月2日生まれ。大阪・豊中市出身。関大北陽高出身。昨年の第100回大会の箱根では16人のメンバー入りを果たし、7区登録も当日変更となっていた。5000メートルの自己ベストは13分51秒38、1万メートルの自己ベストは28分49秒30。


◆悪性リンパ腫 体中を巡るリンパ球ががんに変異する病気。代表的な症状は主に首やわきの下、脚の付け根などリンパ節のしこりや腫れ。自覚症状がなく、判断が難しいため進行してしまうことも多い。腫瘍が急速に大きくなり、痛みや発熱を伴うことも。倦怠(けんたい)感や体重減少などの症状が見られることもある。手術ではなく、抗がん剤による治療が一般的。

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