海外のオンラインカジノを巡る賭博容疑で書類送検された卓球の元日本代表、丹羽孝希選手(30)=千葉県柏市=について、千葉区検は20日、賭博罪で略式起訴した。千葉簡裁は同日、罰金10万円の略式命令を出し、即日納付された。
起訴内容によると、2023年6月11日、携帯電話で海外のオンラインカジノサイト「ステーク」に接続し、仮想通貨(暗号資産)を元手に「テニス賭博」と呼ばれる賭けをしたとされる。
丹羽選手はオリンピックに3大会出場。16年のリオデジャネイロ大会と21年の東京大会の男子団体で、銀メダルと銅メダルを獲得した。22年に国際大会から引退し、Tリーグ・岡山リベッツに所属して選手活動をしていたが、書類送検を受けて1月に契約を解除された。【林帆南】
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