去就に注目が集まっているスビメンディ [写真]=Getty Images アーセナルがレアル・ソシエダに所属するスペイン代表MFマルティン・スビメンディの獲得に向けた動きを強めているようだ。20日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』や『ESPN』が伝えている。
イタリア代表MFジョルジーニョ、ガーナ代表MFトーマス・パルティとの現行契約が6月末で満了となるアーセナルは、来夏の移籍市場での守備的MFの補強を画策。ミケル・アルテタ監督が能力を高く評価し、以前から動向を注視し続けているスビメンディを主要なターゲットに据えていることが明らかになっている。
レアル・マドリードからの関心も噂されているスビメンディだが、アーセナルは獲得への自信を深めている模様。『イブニング・スタンダード』が報じたところによると、クラブは同選手の代理人と頻繁に連絡を取り合っており、個人的な条件の大枠についてはすでに合意に達した可能性があるという。契約解除金は5100万ポンド(約97億円)程度に設定されているが、最終的な移籍金はこれより高額になることが予想されているようだ。
なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は先月の時点で、アーセナルがスビメンディ獲得に向けた交渉を進めていると伝えている。未だ重要なステップが踏まれていないようだが、水面下では前向きな話し合いが続いているようだ。
現在25歳のスビメンディはレアル・ソシエダの下部組織出身で、2018−19シーズンにトップチームデビューを飾った。ここまで公式戦通算220試合で9ゴール9アシストをマークしており、スペイン代表にも定着。以前からメガクラブの注目の的となっており、昨年夏にはが獲得に向けてオファーを提示したものの、愛するクラブへの忠誠心から残留を決断した。
以前から噂されているストライカーを含め、来夏には大型補強に乗り出すと見られているアーセナル。果たしてスビメンディの獲得は実現するのだろうか。今後の動向に注目が集まる。