業務スーパーで買ったアサリを飼育していた水槽で起きた“大事件”がYouTubeに投稿されました。動画は、記事執筆時点で9万8000回再生されています。
動画を投稿したのは、生き物系YouTuberの森こんにゃくさん。3匹のアサリの長期飼育に挑戦しており、潮干狩りへ出かけた際に捕まえた1匹のヤドカリを水槽へ追加し、アサリと一緒に育てていました。
今回の動画は、ヤドカリを入れた後の話です。ヤドカリが持ち込んだたくさんの微生物により、アサリは元気を取り戻したように見えましたが……。
水槽内を動き回っているヤドカリに対し、砂に潜っていることが多いアサリ。なかなか姿は見えませんが、砕いた「エビオス錠」を餌として4日に一度のペースで与えます。アサリの飼育開始から80日後には久しぶりに砂の中から現れ、貝殻の隙間から管を出していました。
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しかし、飼育開始から120日後に大事件が発生。貝殻を開いた状態で2匹のアサリが転がっていました。しかも中身は空っぽです。おそらくヤドカリに食べられてしまったものと思われます。これはショック!
もちろん、ヤドカリにも餌は与えていました。ミミズをがっちりとつかんで平らげ、カメ用の餌には大興奮。すさまじいスピードで接近して食べていました。
これまでアサリを捕食しようとする姿は見たことがなかったという森こんにゃくさん。弱ったところをヤドカリが狙ったのかと推測しつつ、残りの1匹を救出しようとします。
しかし、残念ながら最後の1匹もアウト。貝殻が閉じていただけで中身はありませんでした。ヤドカリに食べられるという形で、アサリの長期飼育は終了してしまいます。
アサリはいなくなってしまいましたが、ヤドカリの飼育は継続します。気分を変え、水槽はリニューアル。ヤドカリには新しい環境で暮らしてもらいます。
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環境を変えたついでに、1つ検証をすることにしました。買ってきたアサリを1匹水槽に入れ、ヤドカリが実際に食べるかどうか観察します。
始めはアサリと距離を取っていたヤドカリでしたが、ある日ついに捕食。貝殻をこじ開け、アサリにかぶりついている姿を目撃した森こんにゃくさんは「ヤドカリで単独飼いしないとダメですね」とコメントしました。
その後、ヤドカリは2回も脱皮。現在では寒さのためか、ずっと殻にこもっているそうです。「暖かくなったら元気に暴れ回ってくれると思います」と期待しつつ、アサリ長期飼育の結末を伝えました。
3匹のアサリが悲劇の結末を迎え、コメント欄では「うわーー」「あさりちゃーーーん!」「すごすぎる」「アサリちゃん残念。ヤドカリちゃんの脱皮が衝撃的でした」「楽しみにしてたのに、悔しいです」「凄く勉強になりました」といった声が上がっています。
森こんにゃくさんは、YouTubeチャンネル「森こんにゃく」のほか、XやInstagramでもさまざまな生き物の様子を発信中です。
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動画提供:YouTubeチャンネル「森こんにゃく」
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