丸、田中広輔、西川がかつて背負った広島の『63』3年目の右の大砲候補は先輩たちに続けるか

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2025年02月22日 10:02  ベースボールキング

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広島の本拠地・マツダスタジアム(写真=GettyImages)
 昨季は投手力を武器に8月までリーグ首位を走っていた広島だが、9月に安定した投手陣も打ち込まれ、打線がそれを支えることができず失速し、最終的にはリーグ4位でフィニッシュした。課題は打線で、今季は1人でも多く若鯉が一軍の舞台で躍動することが望まれる。

 そんな中で、高卒3年目の内田湘大が対外試合でアピールしている。15日のヤクルトとの練習試合でレフト前に安打を放つ。16日の阪神との練習試合では0−0の2回二死二、三塁の第1打席、先発・伊藤将司の初球を叩き、レフト前に2点適時打を放つと、8−0の5回一死一、二塁の第3打席、石黒佑弥が投じた初球のストレートをセンターへ2点適時打。さらに10−0の8回一死一塁の第4打席にも松原快が2ボール2ストライクから投じた5球目のストレートをレフトへ適時打と、この日は4安打5打点の大暴れ。

 19日のロッテとの練習試合ではベンチスタートも、0−2の6回無死走者なしの第1打席、22年に開幕投手を務めたことのある二木康太の初球のストレートをセンター前に弾き返した。内田はここまで対外試合4試合に出場して、打率.545(11−6)、5打点と存在感を示す。

 内田が背負う『63』はかつて丸佳浩(現巨人)、田中広輔、西川龍馬(現オリックス)が背負っていた番号。将来は先輩たちのようにチームを代表するバッターになることを期待される。チームは打線を課題にしており、内田はこの勢いを止めることなく、オープン戦の終盤まで結果を残し続ければ開幕一軍、開幕スタメンも見えてくる。内田にとって、ここからの1ヶ月は重要になってくる。

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