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約100本の桜が見事に咲くミッドタウン・ガーデン。全長200mに及ぶ桜並木「春の散歩道」で、都会の春の散策を楽しもう。東京ミッドタウン(三井不動産)で3月14日(金)〜4月13日(日)の期間、春の到来を祝うイベント「MIDTOWN BLOSSOM 2025(ミッドタウン ブロッサム)」が開催される。
「春の散歩道」を歩いていくと、上質な空間で花見ができる「ROKU 〈六〉 MIDTOWN BLOSSOM LOUNGE」が登場。ザ・リッツ・カールトン東京が提供するオリジナルカクテルやフード、スイーツを楽しめる。イベント期間中は、開花状況に合わせて桜のライトアップ(17時〜23時)を行い、鮮やかな夜桜に変身する。
館内でもオープンテラスのあるレストランから桜が楽しめる。また、「Flower Art Award 2025」、「TOKYO MIDTOWN AWARD」受賞者の作品展示や、パブリックアートを舞台にしたパフォーマンスなど、アートコンテンツを多数鑑賞できる。
東京ミッドタウンには、旧防衛庁から引き継いだ桜が約40本あり、毎年花を咲かせている。一般的にソメイヨシノの寿命は約60年といわれており、これらの木も今後10〜20年ほどで寿命を迎える見込みだ。東京ミッドタウンでは、「土地の記憶を残す」という開発理念に基づいて、これらの木を継承していく「桜継承プロジェクト」を2013年5月にスタート。老木の枝から取木・接木された苗木を他所で育て、2015年3月には2本が東京ミッドタウンの敷地内に植樹された。今後も毎年数本ずつ苗木を移植し、より自然に近い形で、老木と若木の世代交代を目指していく。
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