■プロ野球 オープン戦 巨人 6ー4 DeNA （22日 宜野湾）
巨人はDeNAとのオープン戦初戦に逆転勝利で白星発進となった。秋広のサヨナラ本塁打で劇的勝利を収めた18日の練習試合に続きDeNAとの対戦。先発には2年連続の開幕投手に内定した戸郷、捕手は甲斐が6番で初実戦となった。戸郷は初回に味方の失策も絡み先制を許し1回1失点、4回には2番手又木が3失点と4点差に。打線は5回まで2安打と沈黙も、6回に秋広の適時打などで2点を返し、8回には中山にも適時打が飛び出し1点差に詰め寄ると、途中出場の大城卓が右翼席への逆転3ランを放ち試合をひっくり返した。
スタメンは1番センター・佐々木、2番ショート・門脇、3番ライト・浅野、4番ファースト・秋広、5番サード・中山、6番キャッチャー・甲斐、7番DH・オコエ、8番セカン
ド・泉口、9番レフト・岡田のオーダーを組んだ。
相手先発のジャクソンに対し、2番・門脇が中前安打、続く浅野のところでスタートを切るも、浅野のライナーはショート・森敬に好捕され走者戻れず併殺となる。
先発は2年連続の開幕投手に内定した戸郷翔征。昨季は5月24日の阪神戦（甲子園）で自身初のノーヒットノーランを達成するなど、12勝8敗、防御率1.95。
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先頭の度会に中前安打を浴びると、佐々木がファンブルする間に二塁へ進まれる。牧は左飛も、佐野に一塁線を破られる適時二塁打を浴び0−1と先制を許す。それでもオースティンを右飛、加藤を空振り三振に仕留め1回、14球、2安打、1奪三振、1失点（自責0）で降板となった。
打線は2回に秋広、甲斐が三球三振に倒れ三者凡退。3回は2番手・宮城に対し、2死走者なしから岡田がライトへ二塁打を放つも、佐々木の捉えた打球はファースト・京田の好捕で一直となり同点の好機を逃すと、4回は3番手・森唯に2番・門脇からも三者凡退と打線が沈黙。
一方守備では、2回から2番手で又木が登板し、梶原から見逃し三振を奪うなど得点を与えず。3回は1死から牧、佐野に連打を浴びるもオースティン、加藤を打ち取る。しかし4回に、先頭の梶原に右前安打、山本に中前安打を浴び、1死一、三塁から森敬のセーフティバントがオールセーフとなり満塁に。続く度会に投手強襲の適時内野安打を浴びると、2死から桑原に右前2点適時打を打たれ0−4と突き放される。又木は3回、46球、7安打、2奪三振、3失点で降板。
4点を追う5回は続投の森唯の前に中山、甲斐、オコエがいずれも内野ゴロに倒れ、5回までわずか2安打無得点に封じられる。
5回裏からは3番手で京本が登板、捕手も大城卓に交代。先頭の加藤に左前安打を浴びるも、梶原を二ゴロ併殺打に封じ、3人で終える。すると直後の6回に、4番手・松本隆から泉口、岡田の連打で無死一、二塁。佐々木は三邪飛も、門脇の一ゴロで岡田が二塁でアウトも相手の一塁への送球が逸れる間に門脇が生還し1−4。浅野は死球でつなぐと、秋広が中前適時打を放ち2−4。
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6回からは4番手で山��が登板。先頭打者を秋広の悪送球で出すも、けん制死に仕留めるなど2死。度会、柴田に連打を浴び一、三塁のピンチを招き、先ほど適時打の桑原を迎えるも二ゴロに封じ1回無失点。7回は5番手で横川が蝦名に左前安打、井上に内野安打を浴びるなど2死満塁のピンチも、森敬を左飛に封じる。
7回の打線は得点圏に走者を進めるも得点は生まれず、8回は5番手の育成左腕・笠谷に対し、1死からドラフト3位ルーキー・荒巻が死球、浅野が左前安打で1死一、二塁で秋広を迎えるも中飛で2死。それでも中山が一二塁間をしぶとく破る右前適時打を放ち3−4と1点差に迫ると、大城卓がフルカウントからのスライダーを右翼席へ運ぶ逆転3ラン本塁打を放ち6−4と試合をひっくり返す。
8回裏は、横川が前の回から続投し、1番・度会からの相手打線をきっちり3人で封じると、9回裏もマウンドへ。先頭の東妻を空振り三振に仕留めるなどリードを守り切りゲームセット。
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