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■プロ野球 オープン戦 DeNA 4−6 巨人 (22日・ユニオンですからスタジアム宜野湾)
DeNAは巨人に逆転負けを喫した。試合は佐野恵太(30)の適時二塁打で先制。中盤にも度会隆輝(22)、桑原将志(31)にタイムリーが飛び出し4得点。しかしリードしていたDeNAは終盤8回、笠谷俊介(27)が登板も大城卓三(32)に3ラン本塁打を浴び逆転を許した。
18日に行われた巨人戦では序盤に度会が先制打を放つなど4回までに3点をリード。しかし試合後半、秋広優人(22)に同点2ラン本塁打、そして9回裏にはソロ本塁打を浴びサヨナラ負けをしている。
この試合の先発・ジャクソン(28)は昨季、先発ローテーションの一角を担い、25試合に登板。8勝7敗防御率2.90をマーク。ジャクソンの立ち上がりは先頭の佐々木俊輔(25)を空振り三振。2番・門脇誠(24)に中安打を放たれるも3番・浅野翔吾(20)を遊直の併殺打に抑え無失点に凌いだ。
その裏、打線は巨人の先発・戸郷翔征(24)に対し先頭の度会が初球を弾き返し中安打に。さらにセンター佐々木の失策の間に二塁を陥れる好走塁を披露しチャンスを広げた。2番・牧秀悟(26)は中飛も3番・佐野がライト線を破る適時二塁打を放ち先制に成功した。
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ジャクソンは2回25球を投げて1安打3三振無失点の好投。3回からは2番手・宮城滝太(24)が登板し1イニングを無失点で繋いだ。
中盤4回は3番手・森唯斗(33)が2番・門脇からの打線を三者凡退に抑えるとその裏、巨人の2番手・又木鉄平(26)に対し6番・梶原昂希(25)、7番・山本祐大(26)が連打で出塁。1死一、三塁から9番・森敬斗(23)がバント、すると又木のフィルダースチョイスで満塁となった。チャンスで1番・度会の打球はピッチャー強襲の適時内野安打となり2点目を挙げ、途中出場の3番・桑原にもライトへの適時打が飛び出し4ー0と突き放した。
4点リードで後半に入り6回表、4番手・松本隆之介(22)がマウンドに上がるも守備の乱れから1点を失う。さらに2死一、二塁から4番・秋広にセンターへの適時打を放たれ4ー2となった。
8回表は5番手で育成の笠谷が登板。2番・荒巻悠(22)に死球、3番・浅野に左安打を放たれると2死一、二塁から5番・中山礼都(22)にライトへの適時打を浴び1点差に詰め寄られた。なおもピンチは続き6番・大城を迎えるもフルカウントからの6球目、打球はライトスタンドへ飛び込む3ラン本塁打となり逆転を許した。
2点を追う展開となった打線は8回、9回と得点することができず。敗れたDeNAは14安打の猛攻もリードを守り切ることができなかった。
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