日本代表GK鈴木彩艶、新指揮官の“初陣”で勝利に貢献! ダービーを制したパルマが2025年初白星

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2025年02月23日 01:15  サッカーキング

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ボローニャ戦に先発した鈴木彩艶 [写真]=Getty Images
 セリエA第26節が22日に行われ、パルマ・カルチョとボローニャが対戦した。

 ここまで25試合を消化したリーグ戦で4勝8分13敗を記録し、勝ち点「20」の18位につけるパルマ。4年ぶりのセリエAを戦う同クラブは開幕直後こそ順調にポイントを積み上げていたものの、現在は7戦未勝利の降格圏に沈んでいる。苦しい戦いを強いられるなか、パルマは17日はファビオ・ペッキア監督の解任を発表。新たにクリスティアン・キヴ監督を招へいしており、新指揮官の下で戦う初戦に日本代表GK鈴木彩艶は先発出場を飾っている。

 “エミリア・ダービー”と呼ばれる両者による一戦は、37分にパルマが均衡を破る。マッテオ・カンチェッリエーリが右サイドを抜け出し、左足に持ち替えながらボックス内にクロスを供給。アンジェ・ヨアン・ボニーが胸で収めてボールをキープし、右脇に出したパスが相手選手の手に接触する。主審がPKと判断したことで、パルマが決定機を獲得。キッカーを務めたボニーが確実に沈め、パルマが先制した。

 前半アディショナルタイムには鈴木がビッグセーブを披露。結果的にオフサイドとなったものの、ダン・ンドイの決定的なヘディングを左手一本で防いでみせた。前半終了時点でパルマのシュート数は2本。対するボローニャは10本と対極的なスタッツだったが、ホームチームがリードを保ってハーフタイムに突入した。

 さらに79分、パルマが大きな追加点を挙げる。ボローニャがポゼッションで押し込みながらパスを繋ぐと、パルマのデニス・マンが右サイドでインターセプト。スピードに乗りながら中に切り込み、複数の相手選手を引きつけつつ左サイドに展開する。抜け出したジーモン・ゾームがボックス内に侵入し、冷静に左足を一振り。パルマがリードを2点に広げた。

 結局、そのまま試合は2−0で終了。パルマがリーグ戦8試合ぶりの勝利を掴んだ。次節、パルマは来月1日にアウェイでウディネーゼと対戦。ボローニャは今月27日にホームでミランとの第9節・延期分を戦う。

【スコア】
パルマ・カルチョ 2−0 ボローニャ

【得点者】
1−0 37分 アンジェ・ヨアン・ボニー(パルマ・カルチョ)
2−0 79分 ジーモン・ゾーム(パルマ・カルチョ)

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