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職場で先輩に仕事を教えてもらう際、メモを取ることが基本だ。そして同じ質問を繰り返さないようにすることが望ましい。
一方で先輩のほうも長い目で見る必要はある。ところがお悩み解決掲示板に2月下旬、職場の先輩に仕事内容について質問していたら、ブチ切れされたという投稿が書き込まれた。
「やばいです」と書き出した投稿者は25歳の女性で、先輩は50代とのこと。一体どのような経緯があったのだろうか。(文:天音琴葉)
「少しはメモして覚えようとしてよ!」先輩が怒るのも無理もない?
職場では年齢より経験が物を言う。この50代の先輩の職務経歴はわからないが、とは言え親子ほど年が離れている先輩にキレられるとはよっぽどだ。投稿はこう続いている。
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「職場の50代の人に毎日毎日仕事内容聞いてたら 少しはメモして覚えようとしてよ! 私気が狂いそう! って会社を飛び出して行って一週間くらい休養とられてます」
「覚えが悪い」という投稿者は、「毎日同じことを聞いていたのがいけなかったみたいです」と反省の言葉も述べた。この件は職場中に知れ渡り、
「職場の人から白い目で見られて耐えられません」
と居心地も悪くなってしまった。だが一人暮らしをしているとし、「すぐにやめることができません」とこぼした。「どうしたら良いか教えてくれませんか」という投稿者に、様々なコメントが書き込まれている。
「ウチにも居るんですよ、メモ取らず覚えも悪い奴」新人あるある?
先輩に「少しはメモして覚えようとしてよ!」と注意された投稿者は、そもそもメモを取っていなかったのだろうか。コメント欄にも、「メモ取った内容はメモを見て聞かないように出来るのでは?」と疑問を投げかけた人がいる。もし取っていなかったら、「それは相手も狂いますよ」とし、
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「ウチにも居るんですよ、メモ取らず覚えも悪い奴 やる気がないとしか思えない」
と続けたコメ主は、むしろ先輩の気持ちに共感したようだ。すると投稿者はメモを「してるんです」と返し、
「毎回書いてメモと言われたので書いてました」
「メモとっても自信がなくてコピー機もまだ1人でつかえません」
と打ち明けた。最近のコピー機には様々な機能がついているが、ミスしたとしてもさほど大事には至らないはず。ビビりすぎなようにも感じる。
メモを取ったのに自信がないなら、次のアドバイスが参考になるかもしれない。
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「メモ取った内容を確認してもらってれば良かったんですよ 1日の終わりに間違いが無いか採点してもらって抜けがあれば補填する」
先輩の負担は増えるが、やむを得ないだろう。他に、
「メモとるだけじゃなくてメモとった情報をノートにまとめて覚える って過程も必要だよ」
と指摘した人もいる。確かにその通りだが投稿者の場合、メモを見ながらでいいから正しく作業することが先だろう。
「50歳にしてその責任感のなさ!」逃げた先輩に苦言も
一方で逃げ出した先輩に対し、
「え〜主さんにも落ち度があったとしても50歳にしてその責任感のなさ!」
と衝撃を受けた人もいるようだ。先輩に休まれ投稿者も、
「今誰に聞いていいか人がいなくて担当がその人だったから他の人に聞けません」
と途方に暮れている。こういう場合、先輩の上司に相談するのがいいだろう。そして先輩が復帰したら、「まずは謝罪です」と複数の人が先輩に頭を下げるように促している。
「それで今後はきちんとメモをとりますって伝える。(中略)仕事ってお給料をもらうのでそれなりに貢献しないとダメなんです」
これももっともな意見だろう。投稿者が今の職場にどのくらい勤めているかわからないが、誰しもいつまでも新人ではいられない。
「今後はできるだけ自分で考えて働けるようにするしかないです」
自信のなさは経験で補うしかない。失敗を恐れず、率先して仕事を引き受けることが自立への近道になるはずだ。【参照元:お悩み解決掲示板 https://onayamifree.com/】
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