<陸上:大阪マラソン>◇24日◇大阪府庁前−大阪城公園前(42・195キロ)
近藤亮太(25=三菱重工)が、初マラソン日本最高となる日本男子歴代5位の2時間5分39秒で日本人トップの2位に入った。
9月の世界選手権東京大会の代表入りへ前進。日本男子マラソン界に突如、現れたヒーロー候補だ。
長崎県立島原高時代は全国高校駅伝の出場はなく、順大時代は4年で箱根駅伝(22年)に初出場し、10区で区間14位だった。故郷の三菱重工マラソン部には、今季で入社4年目。同部の公式サイトで、近藤は次のように紹介されている。
◆近藤亮太(こんどう・りょうた)
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◆1999年(平11)10月5日、長崎県生まれ
◆学校 島原高、順大を経て三菱重工マラソン部へ
◆趣味 部屋の片づけ
◆好きな言葉 常にもっと高く
◆自己PR どんなコンディションでもタフな走りをします
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◆今季目標 マラソン2時間8分切り(大阪マラソンで更新)、全種目自己ベスト更新(5000メートルは13分42秒8秒、1万メートルは28分16秒14、ハーフマラソンは1時間0分32秒=長崎県記録)
部は1982年(昭57)、長崎で「三菱重工長崎駅伝部」として創部。20年に三菱重工グループスポーツ活動強化策の一環として「三菱重工マラソン部」に変更。部員は15人。
「全国で唯一のマラソン部として、世界トップレベルのマラソン選手育成・全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)で優勝できるチーム作りを目標に活動しています」
18年アジア大会(ジャカルタ)男子マラソンで井上大仁が金メダルを獲得。23年世界選手権ブダペスト大会男子マラソン代表に、山下一貴が選出されて11位に入った。同年には世界ロードランニング選手権男子10キロ代表に近藤も選出。
「19年ニューイヤー駅伝では準優勝。“長崎から世界へ”をスローガンに、ニューイヤー駅伝優勝、マラソン・トラックでの日本代表輩出を目指し練習に励んでいます」などと記されている。
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