2試合連続スタメンとなったFW浅野拓磨 [写真]=Getty Images 24日のセビージャ戦に先発出場した、マジョルカに所属する日本代表FW浅野拓磨について、現地紙が評価を下している。
ラ・リーガ第25節が24日に行われ、マジョルカはセビージャと敵地『ラモン・サンチェス・ピスフアン』で対戦。前節ラス・パルマス戦で好パフォーマンスを披露したFW浅野拓磨は、この試合では『5−3−2』の最前線に入り、リーグ戦2試合連続スタメンとなった。そんな“ジャガー”は、得意のラインブレイクを果敢に狙い、18分には抜け出しに成功すると、2トップを組んだFWヴェダト・ムリキにラストパスを供給。わずかに合わなかったが、チャンスを演出した。さらに、47分にも右サイドのDFパブロ・マフェオからのクロスに対して、ニアサイドで飛び込み、結果的にあわやというシーンを作った。が、最後までゴールを決めることができずに、66分にピッチを退いている。
なおマジョルカは、前半終了間際に先制点を許したものの、パワープレーを仕掛けた後半アディショナルタイムにDFマルティン・ヴァルイェントが値千金の同点ゴールを決めた。このまま1−1でタイムアップを迎え、土壇場で敗戦を回避した“ベルメジョネス”はリーグ戦3試合無敗となっている。
一方、浅野はラ・リーガでの初ゴールがまたしても持ち越しに。スペイン紙『アス』は、「彼はトライしたが、結果的に実を結ばなかった」としつつ、「後半はフィジカル的に衰えた。(2トップ組んだ)ムリキとはうまく噛み合わず。セビージャのゴールポストに当たったシュートはあったが、66分には(ロベルト・)ナバーロにポジションを譲った」と手厳しい評価を下している。
年明けからリーグ戦3連敗と調子を崩したものの、今節に1ポイントを積み上げたことで、欧州大会出場圏内となる6位ラージョ・バジェカーノと勝ち点で並んだ8位マジョルカ(7位ベティスも同様)。次節は、来月2日のアラベス戦となる。