トヨタグループ豊田章男会長が25日、都内で行われた「MUSIC WAY PROJECT」共同会見に登壇した。作曲家でもある都倉俊一文化庁長官らとともに、「車と音楽」について語った。
日本音楽を世界に発信する共創プロジェクトで、CEIPA村松俊亮理事長、作曲家で文化庁長官の都倉俊一氏とともに意気込みを語った。
好きな音楽について質問を受けた豊田会長は「作曲家とプロデューサーを前に酷な質問」「私だけ文化の薫りがしませんよね?」と恐縮しながら「車での思い出としては、最初にデートした時に必ず音楽がバックグラウンドミュージックに入っていた」と語った。
「音楽の授業はいちばん嫌いだった。成績も悪かった」と笑わせながら、「日本のエンタメも世界で戦おうとしている。それを応援したい」「車と音楽は親和性が高い」と、共創プロジェクトに参加した思いを語った。また、音楽に親しむため、デジタル配信サービスSpotifyに「きのうダウンロードした」と告白。「トップ50とか、これから毎日聞いていく」と笑顔で話した。
都倉長官は「50年、長い間音楽を作って、どう世界へ発信しようかと、本当に苦しくて。トレンドにする追い風、応援団がいなかった。若いアーティストが作品、エネルギーを世界へ発信していく最短距離を作ってあげたい。世界のトヨタが応援していただけるとはこんなに心強いことはない」と話していた。
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