【万博】「何これ」25年後の公共交通システム…海外旅行で乗り換えなし 一部実物を体験展示へ、川崎重工

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2025年02月25日 18:14  ORICON NEWS

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川崎重工グループが提案する未来の公共交通システム イメージ 提供:川崎重工
 川崎重工グループは、大阪・関西万博(4月13日開幕、大阪・夢洲)で、公共交通システムの2050年のコンセプトモデル『ALICE SYSTEM』を披露する。25日までにイメージビジュアルが公開された。

【画像多数】2050年に実現? かっこよすぎる『ALICE SYSTEM』の各モビリティ&乗車イメージ

 万博の未来社会ショーケース事業「フューチャーライフ万博・未来の都市」の「交通・モビリティ」分野として提案する。「移動することによって幸せを感じる」本能を踏まえ、「移動本能」をテーマに考案した。

 『ALICE SYSTEM』は、ALICE Cabinと、ALICE Car、ALICE Rail、ALECE Aircraft、ALICE Shipなどの各モビリティで構成。利用者が出発地に迎えに来たALICE Cabinに乗り込むだけで、ALICE Cabinが各モビリティを自動で乗り継ぎ、目的地までたどり着く。

 水素をエネルギーとし、中でもALICE RailやALICE Carは、モーターサイクル用水素エンジンを活用した発電機「O'CUVOID」を動力源として搭載することを想定。

 万博会場では、『ALICE SYSTEM』の中心となるALICE Cabinが接続する瞬間を切り取ったALICE Railを展示予定。来場者は、実物大ALICE Railの中に入り、未来の移動を体験できる。ALICE Cabinの中では、移動時にサポートするロボットアームを演出する。

 川崎重工は「SNSの発達などにより、欲求がより刺激され、ひとは『海外に行ってみたい』『こんな体験をしてみたい』などさまざまな想いが大きくなりました。一方で想いを実現しようと移動する際には、公共交通機関を複数乗り換えたり、大きな荷物を抱えていく必要があったりなど、ストレスが溜まる場面があります。また、加齢や身体的特性により移動すること自体に課題を持つひともいます。本システムは、こうした移動に対するストレスや課題を、公共交通を構成するモビリティの側面から解決し、誰もが移動本能を満たせる社会にしていきたいという想いが込められています」と説明する。

 SNSでは「未来感ありますねぇ〜 」「何これ超カッコいい!」「なんという厨二心をくすぐる名称」「Sガンダムに積んでそうな名前してて草」など、期待が高まっている。

このニュースに関するつぶやき

  • 鉄道で例えると「コンテナ・ヤード方式」やね 、スピーディーかつ正確性が欠けたら成立しないやつだ
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