パチンコ好きの先輩「3000円貸して！」→ 何回も繰り返して7万円を貸すも音信不通に

職場の同僚に繰り返し「お金を貸して」と言ってくる人は信用してはいけない。大阪府の50代女性（サービス・販売・外食／年収350万円）は、貸したお金を返してもらえないという苦い経験をしたことがある。相手は、かつての職場の先輩で、下の名前が同じだったこともあり仲良しだったそう。

「その先輩は大のパチンコ好きで有り金全部使う様な人で、負けては『3000円貸して！』と言っては数日したら3000円借りてるし…」

挙げ句、「あと7000円貸してくれたら1万円ちょうどになるやろ？中途半端な額やとナンボやったか忘れるから」と謎の持論を押し付けてきたのだ。（文：長田コウ）

「色々な人に借金しまくって逃げたようで…」

お金を貸していた当初は、給料が入れば返してくれていた。しかし、状況は悪化していったのだ。

「貸してる額の半分だけしか返して来なかったり、でも月トータル返って来た額より多く貸したりの繰り返しで、私も少額だけど返してくれてるしと、今考えると私もおかしくなってたんですね…」

結局、少額が積もりに積もって、7万円貸していることになってしまった。やがて女性が出産で休職すると、会わないのをいいことに「ピタッと返済が滞った」という。

催促の連絡をすると、「明日、朝礼終わったら銀行行って振り込むから！」と言われた。だが、振り込まれることはなく、「上司に用事を言い付けられたから銀行に行けなかった」とのらりくらりと言い訳でかわされてしまった。

結局、その先輩は退職して音信不通になったという。

「後で聞くと色々な人にそうやって借金しまくって逃げたようで、当月支給の会社だったので給料を差し押さえる事も出来ずみんな泣き寝入りでした」

先輩は給料が出ると同時に辞めたのだろう。計画的な踏み倒しだったのかもしれない。

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