「ねぇ、帰るよ」と声をかけても…目を閉じて完全スルー　“聞こえないふり”を極めた10歳のゴールデン　散歩中“ストライキ”が話題に

「ゴル10歳。聞こえないふり」。2025年2月20日、X（ツイッター）で飼い主のえっちゃんさん（@MMgranma）が投稿した約10秒の動画が、多くの人々を笑顔にしました。

【動画】聞こえないもーん…目を閉じてフリーズ状態になりました

動画には、愛犬のアメリカゴールデンレトリバーの女の子「ノア」ちゃん（4月で10歳）、愛称「のんちゃん」が映っており、その“頑固かわいい”行動が7,000件を超える“いいね”を集めています。

動かない…聞こえない…？ のんちゃんの全力ストライキ

この動画が撮影されたのは投稿日の前日。散歩中に道路脇で座り込み、まるで“聞こえないふり”をしているのんちゃんの姿。

目を閉じて口をきゅっと結び、飼い主さんから「何、その顔!?」「帰るよ」「ねぇ、帰るよ」と声をかけられてもピクリとも動きません。

しかし、最後に「おいで！」と言われると、ペロッと舌を出すという絶妙なリアクションを見せました。その姿は、まるで“帰りたくない！”と駄々をこねているようで、見ている人たちをクスッとさせます。

「最近は少しずつお散歩の距離が短くなってきました。この日は寒さもあり、早めに散歩を終えようとしたところ、のんちゃんが『まだ帰りません！』と意思表示してきたのです」

動画では、かたくなに動こうとしないのんちゃんですが、ご近所の人が通るとしっぽを振り、「私、かわいいでしょ？」とすり寄るそうですよ。

10歳の“味わい深さ”と家族との絆

「はじまったな。ノンスケ」。飼い主さんは、このストライキが始まったとき、そう思ったといいます。

このあと、飼い主さんは、のんちゃんに無理をさせないよう、「怒ってないよー」という雰囲気で接しつつも、「まったくもう……」と心の中でため息をついてしまったそうですよ。

普段、のんちゃんはソファの上から実の娘「アリー」ちゃんと孫の「五郎丸」くんをじっと見守るようににらみをきかせているのだとか。一方で、おやつの音には誰よりも敏感に反応し、即座におすわりをしてにっこり笑顔になるそうです。

飼い主さんは「ゴールデンレトリバーも10歳近くなると、スルメのような味わいが出てきますね」と愛情たっぷりに語ります。

"のんちゃんワールド"全開に反響続々

のんちゃんが“知らんぷり”を決め込む姿に、「かわいすぎるwww」「不動犬（うごけん）」「これはどういった心境の表情ｗ」「仕事中ジワるからやめてww」など、思わず笑ってしまうコメントが殺到。また、「断る！」「聞こえてないーよ。まだ、帰りたくないけどなぁー」「かわいい。『聞こえないよ』と聞こえるワン」など、のんちゃんの“心の声”を代弁する声も多く寄せられました。

年齢を重ねてもなお、自分のペースで日々を楽しむのんちゃん。その自由気ままで“味わい深い”一挙手一投足は、家族だけでなく、多くの人の心を癒やしてくれます。今日もきっと、のんちゃんは自分の気分に正直に、そしてたっぷりの愛嬌をふりまきながら、大好きなお散歩とおやつを楽しんでいるのでしょうね。

（まいどなニュース特約・梨木 香奈）

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