ドバイへの飛躍狙う7歳古豪 キャリア初の芝1800m戦となる中山記念で白星飾るか

　昨年のJRA賞最優秀マイラーに選ばれたソウルラッシュ(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)が、中山記念(4歳上・GII・芝1800m)で始動する。

　ソウルラッシュは父ルーラーシップ、母エターナルブーケ、母の父マンハッタンカフェの血統。半弟のディオは昨年の東風Sを制し、関屋記念で2着。伯父のヒラボクディープは13年の青葉賞を制している。

　ここまで23戦8勝。22年のマイラーズCで重賞初制覇。その後も23年の京成杯AH、昨年のマイラーズCを制するなど、マイル戦線で安定した成績を収めてきた。一方、大一番では惜敗が続いていたが、昨年のマイルCSで遂にGIウイナーの仲間入り。続く香港マイルでもヴォイッジバブルの2着に健闘し、遅めの充実期を迎えている。

　今回は7歳にして初の芝1800mとなるが、血統やレースぶりを見る限り、問題なくこなせるだろう。この後はドバイターフへの参戦を視野。堂々と海を渡るためにも、結果が欲しい一戦となる。