【ジャンプ】左膝前十字靱帯損傷の中山和、復活証明2連勝「天候悪い中でも普通に飛ぶことができた」

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2025年02月26日 20:01  日刊スポーツ

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女子で優勝した中山(中央)。左は2位佐藤、右は3位岩佐(撮影・保坂果那)

<ノルディックスキー・ジャンプ:札幌五輪記念>◇26日◇札幌・宮の森ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS100メートル)



女子は中山和(20=日本ビール)が、25日雪印メグミルクカツゲン杯から2日連続優勝を果たした。90メートルを飛んで105・7点。2位と0・3点の僅差を制した。「天候の悪い中でも普通に飛ぶことができて良かった。昨日よりも良いジャンプができた」と、飛び出しがうまく修正できた。


復活を証明する2連勝。23年2月に左膝前十字靱帯(じんたい)を損傷する大けがを負った。リハビリを乗り越え、昨冬から競技復帰したが、ラージヒルでの試合を回避し、本格的な試合復帰は今季から。1月には札幌と蔵王でのW杯に2季ぶり出場。結果は最高33位で、目標だったW杯ポイントを逃し「次への課題が出た試合だった」と振り返る。


来年へ向けて「まだ全くチャンスがない訳ではないので」と初五輪を諦めない。膝の状態がさらに良くなれば、もっと遠くに飛べるはずだ。

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