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中居正広の女性トラブルを発端としたフジテレビの問題は、今も連日報じられており、波紋が広がり続けている。その影響を受けるのは、フジテレビ社員や番組制作会社だけではない。2月15日に5人の新メンバーが加入することを発表したtimelesz(旧Sexy Zone)の菊池風磨も、初めての“大仕事”を失ったという─。
2023年6月に、中居正広と芸能関係者であるX子さんとの間で何らかのトラブルが起きていたと報じられたのは、2024年12月のこと。
「このトラブルのきっかけとなった人物がフジテレビの幹部社員A氏だった可能性や、港浩一前社長が女性アナウンサーを集めた接待を日常的に行っていたことなども報じられました。そのため、フジテレビの会社としての責任や人権意識の低さも指摘されています」(スポーツ紙記者、以下同)
この一連の問題について、フジテレビは2度の会見を開いたが、疑念が晴れることはなく、80社近いスポンサーが広告出稿を見合わせる事態になっている。
「フジテレビのCMのほとんどがACに差し替えられ、自社番組やフジテレビが製作に携わっている映画の宣伝が何度も放送されるなど、苦境に立たされていることが伝わってきます。2025年3月期までの年間広告収入は233億円減る見込みとなっています」
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新しい番組が制作できなくなる
現在は、第三者委員会による調査が行われており、
「調査結果の公表は3月末とされており、そのためスポンサー撤退の影響はしばらく続くと考えられています」
どのような影響があるかというと、
「番組制作の予算が減ることは避けられません。そのため、新しい番組が制作できなくなり、再放送でその場をしのぐしかなくなってしまうかもしれません。また、フジテレビが主に使用していた映像の編集所が閉鎖されるという話も出ています」
また、一部のタレントの間では、フジテレビの番組への出演オファーを受けるかどうか悩む声もあるという。
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一方で、制作中止が報じられた番組もあって、
「音楽特番の『FNS歌謡祭』がこの春にも放送される予定でしたが、スポンサーがつくめどが立たないため、なくなってしまったそうです」
レギュラー番組の打ち切りも内定しており、
「港前社長が手がけて、1980年代から1990年代にかけて絶大な人気を誇った『オールナイトフジ』を復活させた『オールナイトフジコ』と、若手芸人が出演しているバラエティー番組『ハチミツ!!』は、3月で終了予定だそうです」(フジテレビ関係者、以下同)
さらに、フジテレビ恒例の夏の“お祭り”も、
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「『FNS27時間テレビ』の放送と『お台場冒険王』の開催も危ぶまれています。事実上、今年は不可能ですし、すでに制作はストップしているそうです」
『27時間テレビ』の放送と『お台場冒険王』の開催がないのか、フジテレビに聞くと、
「現時点では決まっていることはございません」
と、否定はしなかった。
菊池が失った“大仕事”とは
では、菊池が“大仕事”を失ったというのは、どういうことなのか。
「菊池さんが所属するtimeleszは、現在、菊池さんと松島聡さんと佐藤勝利さんの3人編成です。2024年3月をもって中島健人さんが卒業したことをきっかけにグループ名を改め、新メンバー募集オーディション『timelesz project(以下、タイプロ)』をスタートさせました」(アイドル誌編集者、以下同)
旧ジャニーズ時代を含めて、事務所初の試みであるタイプロのオーディションの様子はNetflixで独占配信されている。
「そのため、メンバーたちもテレビ番組に出演する際には積極的にタイプロの話題を出すなど、折に触れてアピールしていました。そのかいあって、タイプロは大きな話題となり、候補生たちも大人気に。timeleszのYouTubeに投稿された関連動画は100万回再生を超えるものも多くあります。本田翼さんや勝地涼さんなどの有名人も、熱心な視聴者であることを公言していました」
この盛り上がりは、新メンバーが加入してからも続きそうで、
「4月から、新メンバーも含めたtimeleszの新番組が、フジテレビの深夜枠でスタートするそうです」(前出・フジテレビ関係者)
フジテレビにtimeleszの新番組が始まるか問い合わせたところ、
「編成の詳細についてはお答えしておりません」
との回答だった。
新番組のスタートは、菊池のフジテレビバラエティーへの貢献度の高さによるものだという。
「菊池さんは『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』で、お笑い芸人さながらのドッキリを何度も受けています。身体を張ったリアクションや“許せない!”というフレーズで、番組に欠かせない存在となりました」(前出・フジテレビ関係者、以下同)
『27時間テレビ』総合司会が白紙に
さらに、菊池がシソンヌの長谷川忍とMCを務める『何か“オモシロいコト”ないの?』も、その名のとおり“オモシロい”と評判で、
「これらのことから、今年の『27時間テレビ』では、菊池さんが総合司会を務める方向で話が進んでいたといいます。例年は『千鳥の鬼レンチャン』や『新しいカギ』など、番組を軸に総合司会が決まっていましたが、今年は少し形を変えて、菊池さん個人を立てるはずだったんです。新番組は、それに向けた布石の一つだったとか」
しかし、前述のとおり『27時間テレビ』の放送は事実上不可能になったため、
「菊池さんが総合司会を務める話も白紙になったそうです」
皮肉にも『27時間テレビ』司会の座を引き寄せた菊池の活躍は、中居のアドバイスによるものだったという。
「中居さんが菊池さんに“30歳までは仕事を断るな”と助言したことがあったんだとか。菊池さんはそれを守って、自身の新たな一面を見つけるなど可能性が広がったといいます。しかし、中居さんのトラブルが発端となって“大仕事”を失うこととなり、大先輩に対しても“許せない!”と思っているかもしれませんね……」
どんなに身体を張ることよりも、仕事を失ったことが“ドッキリ”であってほしいと思っているかも?