河内洋調教師が弟弟子・武豊騎手とラスト重賞へ チューリップ賞でゆかりの血統馬と有終Vなるか
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2025年02月27日 07:30 netkeiba
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武豊騎手との初コンビで参戦するウォーターガーベラ(24年9月撮影、ユーザー提供:ワラビさん) 3月2日のレースを最後に定年となる河内洋調教師が、チューリップ賞(3歳牝・GII・芝1600m)のウォーターガーベラ(牝3)でラスト重賞に挑む。
河内調教師は騎手としてJRA通算14940戦2111勝。GI勝利は22を数え、86年にはメジロラモーヌで牝馬三冠を達成。00年にはアグネスフライトで悲願のダービー制覇を果たした。そして調教師としては05年に開業し、JRA通算4815戦383勝。今年の東京新聞杯のウォーターリヒトでJRA重賞7勝目を挙げている。また、23年のJBCレディスクラシックをアイコンテーラーで制したのは記憶に新しいところだ。
チューリップ賞にはウォーターガーベラを送り込む。ウォーターリヒトの半妹となる血統馬。前々走のシンザン記念は牡馬相手も何のその、後方から脚を伸ばして3着に食い込んだ。前走のきさらぎ賞は番手追走で最下位の10着に終わったが、末脚を生かす形なら巻き返し可能だろう。
母と祖母を筆頭に、ウォーターガーベラの一族には河内調教師が手掛けた馬がズラリと並ぶ。そんな「ゆかりの血統」のホープが、ここ一番で弟弟子の武豊騎手と初タッグ。役者は揃っただけに、是非ともラスト重賞をモノにしてほしい。
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