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【写真】立ち退き拒否住人にまさかの裏の顔 『問題物件』第7話場面カット
ある日、恵美子(内田理央)のもとに取り壊し予定のマンションに1人だけ立ち退きを拒む住人がいて困っているという話が持ち込まれる。早速、恵美子が問題のマンションに到着すると、そこには犬頭の姿が。犬頭と恵美子は、マンションに1人で住み続ける猪俣(五頭岳夫)と対面する。
説得にまったく応じない猪俣の部屋を後にした恵美子は、彼が金目当ての占有屋かもしれないと疑う。彼女の見立てに対して、犬頭は裏に暴力団が絡んでいる可能性を指摘。犬頭は恵美子が止めるのも聞かず、一帯を縄張りにする「太平洋組」の事務所へ向かう…。
そんな第7話のクライマックスでは、猪俣が太平洋組組長の命を狙うヒットマンだったことが判明。犯行を未然に防いだ犬頭は、猪俣になぜそんな無謀なことをしたのか問いかける。すると猪俣は、妻を亡くし、唯一の心の拠り所だった愛犬も病気の末に亡くしていたことを打ち明ける。愛犬の治療費を捻出するために財産も失っていた猪俣にある日、反社組織が接触。報酬の話を聞いて殺しの依頼を引き受けた猪俣は、前金で亡くなった妻と愛犬の墓も建てたと告げる。
「もう思い残すことはありません」とつぶやく猪俣に、犬頭は立ち退き合意書を突き付けながら「サインが終わったらここに行け」と、北海道にある保護犬シェルターのスタッフ募集チラシを見せる。逃亡をためらう猪俣に、犬頭は「世の中には不幸な境遇の犬たちがたくさんいる。その犬たちに誠心誠意尽くし、命を救ってやってくれ」と訴える。
犬頭が目を潤ませながら「それがお前に与える使命であり、お前の贖罪だ」と温情を与えると、ネット上には「犬頭さん犬にも優しいが、犬を愛する人にも優しい…」「最高すぎる」といったコメントや「やだ…犬頭さん感動した…」「逃げ場所と生きがいを与えるのめっちゃ泣いた」などの声が集まっていた。
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