逆転優勝遠のく痛恨ドロー…アルテタ監督は攻撃の課題を指摘「解決策を見つけなければ」

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2025年02月27日 11:11  サッカーキング

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アーセナルを率いるアルテタ監督 [写真]=Getty Images
 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が痛恨のドローゲームを振り返った。26日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 プレミアリーグ第27節が現地時間26日に行われ、アーセナルは敵地『シティ・グラウンド』にてノッティンガム・フォレストと対戦した。23分にリッカルド・カラフィオーリがポスト直撃のシュートを放つなど終始押し気味に試合を進めるも、相手チームの強固なブロックをなかなか崩すことができず。90分間を通して放った13本のシュートは空砲に終わり、2位と3位による上位対決はスコアレスドローに終わった。

 完封負けを喫した前節ウェストハム戦に続いて得点を奪えず、2試合未勝利となったアーセナル。2位の座こそ堅持しているものの、1試合消化の多い首位リヴァプールとの暫定勝ち点差は「13」まで広がり、残り11試合での逆転は極めて困難な状況となった。アルテタ監督は「勝てなかったのは非常に残念だ。前の試合とは基準が大きく異なり、エネルギーや物事を起こそうとする意欲があった」と前置きしつつ、次のように言葉を続けている。

「我々が作り出した状況や相手に与えたチャンスの数を考えると、勝利するためにはラストパスやシュートの質が足りなかったと言える。チャンピオンズリーグ(CL)のPSV戦まで時間があるが、低い位置でブロックを作る相手に対する我々のオプションについて考える必要がある。そこが我々に欠けている部分であり、プレーすべきことはたくさんある。そして、それを解き放つ解決策を見つけなければならない」

 リヴァプールとの勝ち点差が開いたことについては「再び勝ち点『2』を落としてしまったが、これは非常に痛い。我々はステップアップしなければならない」と言及。その上で「我々の目の前にはCLという素晴らしい大会がある。そこに向けて準備しなければならない」とPSVと激突するCLラウンド16への切り替えを強調した。

 アーセナルはPSV戦を終えると、現地時間3月9日に敵地『オールド・トラッフォード』でマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。


【ハイライト動画】N・フォレストとアーセナルの上位対決はスコアレスドロー


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