エアグルーヴ一族初のスプリント重賞Vへ 一発の可能性秘める孫がオーシャンSに参戦

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2025年02月27日 12:15  netkeiba

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重賞2勝目を狙うレッドモンレーヴ(24年12月撮影、ユーザー提供:あまに煮さん)
 名牝エアグルーヴ一族の孫となるレッドモンレーヴ(牡6、美浦・蛯名正義厩舎)が、オーシャンステークス(4歳上・GIII・芝1200m)で重賞2勝目を狙う。

 レッドモンレーヴは父ロードカナロア、母ラストグルーヴ、母の父ディープインパクトの血統。母は1戦1勝で無念の引退となったが、無事ならGIを意識できる逸材だった。そして祖母のエアグルーヴは96年のオークスと97年の天皇賞(秋)、曾祖母のダイナカールは83年のオークスの覇者。一族にはルーラーシップやアドマイヤグルーヴ、ドゥラメンテやオレハマッテルゼなど、GI勝ち馬がズラリと並ぶ。

 ここまで18戦5勝。23年の京王杯スプリングCで重賞初制覇。その後は勝利がなく、浮き沈みの激しい競走成績でもあるが、23年の富士Sで2着、昨年の京王杯スプリングCでも2着に食い込んでいる。要は気持ち一つ。噛み合えばGI級のメンバー相手でも上位争いできていい。

 エアグルーヴの一族は自身も含めてJRAの重賞を31勝しているが、全て1400m以上。1200m戦は、12年の京阪杯のアドマイヤセプターの2着が最高着順となっている。ここで一族初のスプリント重賞ウイナー誕生となるか。その走りに要注目となる。

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