「アニメ音響の魔法 音響監督が語る、音づくりのすべて」鶴岡陽太、岩浪美和ら音響監督のインタビューなどが収録された書籍「アニメ音響の魔法 音響監督が語る、音づくりのすべて」が、本日2月27日に発売された。
【大きな画像をもっと見る】キャラクターの声から、劇伴、効果音まで、映像作品にとって重要な役割を担う「音」。「アニメ音響の魔法 音響監督が語る、音づくりのすべて」ではアニメにおける音がどのように作られているのか、また作品にどのような効果をもたらしているのかを音響監督たちのインタビューから紐解いていく。
「ジョジョの奇妙な冒険」の岩浪、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の山田陽、「魔入りました! 入間くん」の郷田ほづみ、「もののけ姫」の若林和弘へのインタビューでは代表作での音作りのプロセスやそれぞれのキャリアについて、また音響の仕事に求められる考え方など多岐にわたる内容を収録。「AKIRA」「銀河英雄伝説」などに参加し、長年アニメ業界に携わる明田川進はアニメ音響の歴史を語っている。なお序章では「魔法少女まどか☆マギカ」などで知られる鶴岡のインタビューを通じて音響の制作フローについて解説されており、専門知識がない読者にも優しい作りとなっている。
「進撃の巨人」などで知られる三間雅文は「進撃の巨人」エレン・イェーガー役の梶裕貴と対談。梶の三間への印象や、同じく2人が携わった「イナズマイレブン」の現場での話が掲載されている。また「魔法少女まどか☆マギカ」でタッグを組んだ鶴岡と梶浦由記の対談では、アニメの音楽について2人の考えなどが話された。