LUMIX初の8K 30p動画記録を実現した「フルサイズミラーレス一眼カメラ」 パナソニックは、フルサイズミラーレス一眼カメラ LUMIX「DC-S1RM2」を3月下旬に発売する。
その他の画像はこちら ●新開発のフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーと新世代ヴィーナスエンジン搭載
新製品は、撮って出しから得られる高解像で美しい描写力と豊かな色表現、これまで培ってきた動画性能の大幅な向上によりクリエイターが創造する写真と映像表現の幅を広げることができる。
新開発の約4430万画素フルサイズ裏面照射型CMOSイメージセンサーと新世代ヴィーナスエンジンを搭載し、高解像で階調豊かな描写を実現する。被写体の臨場感やディテールを堪能できるハイレゾモードは、約1億7700万画素での手持ち撮影が可能。動画性能は、LUMIX初となる8K 30p動画記録を実現し、クリエイターのさらなる映像表現の可能性を広げる。
進化したリアルタイム認識AFは、人物の瞳・顔の検出に新たなAI技術を採用し、認識性能が従来機種比(DC-S5M2、S5M2X)で約2倍向上した。また、追尾AFではAIが個々の被写体を判別し、人が交差するシーンでも撮りたい人物を粘り強く追従する。ダイナミックに動く被写体も約40コマ/秒のAF追従の超高速連写やレリーズ前から撮影を開始するSHプリ連写によって、狙った一瞬を逃さない。
手ブレ補正システムは、ボディ内手ブレ補正でシャッター速度8.0段分、望遠側でもDual I.S. 2により7.0段分を実現。また進化した動画手ブレ補正は、電子手ブレ補正に「クロップレス」動画周辺歪み補正を搭載。画角はそのままで周辺歪みを低減できるため、広角撮影での手持ち撮影の幅が広がる。
さらに、LUMIXとして初めて写真撮影テザーソフトウェア「Capture One」に対応し、スタジオ撮影現場のワークフローの効率化に貢献する。映像クリエイターに向けた新アプリ「LUMIX Flow」やクラウド上で共同作業が可能な「Frame.io Camera to Cloud」にも対応。新たなアプリやソフトウェアで、クリエイターを幅広くサポートする。
同社では、自らの表現を追求するクリエイターに応える新世代のミラーレス一眼カメラとして新製品を提案していく。
価格はオープン。