田原俊彦、“異世界もの”漫画になる「全然似てないじゃない！俺より足あがってるよ！」

　歌手の田原俊彦が27日、都内で『トシちゃんと一緒にハッピー&ヘルシー！踊るパワースポット！“田原俊彦”　2025年も日本中を元気にさせるぞ！大発表会』を開催した。

【写真】漫画とそのまま！見事な足上げを披露した田原俊彦

　あす28日に64歳を迎える“奇跡の現役アイドル”トシちゃんこと田原。デビュー45周年となった昨年も、2時間にわたって歌い踊り、お決まりの“足上げ”パフォーマンス全開で全国ツアー20公演を実施。今年も全国19公演のツアーを予定しており、タイトルは『DANCE WITH KING OF IDOL〜踊るパワースポット!〜』に決まった。

　50周年に向け、“世の中をハッピー&ヘルシーにする”をコンセプトとした「ダブルHプロジェクト」をスタートさせた田原。今回の発表会では、その活動なかの3つの企画「万博会場でのエンタメプロジェクト」「横浜FCとのソーシャルプロジェクト」「小学館とのマンガプロジェクト」の全貌が明かされた。

　ひとつ目は、6月1日に大阪万博の会場で開催されるダンスイベントのスペシャルMCへの就任。同イベントは各時代を彩ったダンスを2000人以上の参加者と一緒に踊る企画となる。大阪万博の公式キャラクター・ミャクミャクも登場して企画が紹介されると、同じく企画に参加するEXILE／三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの岩田剛典も映像で登場。田原のダンスをリスペクトしているという岩田が、「当日はトシちゃん＆岩ちゃんで“哀愁でいと”しましょう！」とラブコールを送ると、田原は「なんやねん！」とツッコミを入れながら「岩ちゃん、超イケメン。楽しみです！　僕はチーム昭和だけど大丈夫かな」と自虐を入れながら意気込みをみせた。

　ふたつ目は『横浜FC、トシちゃんサンタ団に参加！』。「トシちゃんサンタ団」とはファンや賛同者が、トシちゃんがチーフサンタとなるサンタ団に参加してサンタとなり、経済的に苦しいひとり親家庭にクリスマスプレゼントを贈るソーシャルジェクト。2024年から実施されており、25年はプロサッカーチーム・横浜FCがチーフサンタとなって「横浜FCサンタ団」が結成され、ひとり親家庭に抽選でリユースパソコンをプレゼントする。横浜FCのオフィシャルキャラクター・フリ丸も登場し、楽しそうに触れ合った田原は「僕も母子家庭で育ってプレゼントなんてなかなかなった。これが小さな社会貢献になったらうれしいです」と真剣に語りながらも、「横浜FCの試合にも行けるのかな？女の子、連れて行ってもいい？」と笑いをとった。

　3つ目は「100年後に田原俊彦を残すプロジェクト」の第2弾となる、田原の漫画化プロジェクト。昨年発表された「アバタートシちゃん」に続き、今回はマンガで田原を残していく企画だという。タイトルは『異世界トシちゃん！〜田原俊彦は転生ではなく先生〜』で、漫画雑誌『週刊コロコロコミック』にて28日より連載開始となる。田原が関係者に「これはやらしい漫画じゃないの？」と問い「少しやらしいかもしれません」と返ってくると、うれしそうに「やめろ！」とコメント。漫画のキャラクターのパネルが登場すると、「全然似てないじゃない！俺より足あがってるよ！」と言いながらも“足上げ”を披露し、キレのある動きで会場を沸かせた。

　同作はトシちゃんが問題児だらけの学校の先生になるというストーリーで、田原は「（ドラマで）僕も先生やってたし、親父も先生だったからね」と楽しみそうな様子をみせ、「世のため人のためになったらいいですね」と期待を寄せた。