輪島の山間集落、市街地に集団移転へ=能登地震で初、災害リスク考慮―石川

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2025年02月27日 17:01  時事通信社

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時事通信社

輪島市の坂口茂市長(手前)に集落の集団移転を要望する同市別所谷町の丹保真一区長(右)=27日、石川県輪島市
 昨年の能登半島地震で被災した石川県輪島市の山間集落、別所谷町の住民が27日、市役所を訪れ、市街地への集団移転を要望した。地区の再建見通しが立たないことや再度の災害リスクを考慮した。市によると、集落ごと市街地への移転を要望したのは能登の被災地では初めて。

 別所谷町は地震で電気や水道などのライフラインが寸断。昨年9月の豪雨でも被害を受け、地震当時約40世帯、80人程度いた住民は、市内の仮設住宅や市外に離散した。

 要望で丹保真一区長(67)は「地区では将来的に自助、共助が困難になり、災害で再び孤立すれば深刻な事態が生じる」と指摘。住民の総意として、コミュニティーを維持したままの移転を求めた。 

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  • 無人になった地域は自治体が管理するようにしないとね!
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