先週GI制覇の半兄に続くか 世代屈指の強豪相手に善戦した期待馬がクラシックに向け賞金加算狙う
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2025年02月27日 18:30 netkeiba
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待望の2勝目を目指すファイアンクランツ(24年11月撮影、ユーザー提供:旅っ程さん) 先週のフェブラリーSを制したコスタノヴァの半弟となるファイアンクランツ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)が、土曜阪神9Rのすみれステークス(3歳・リステッド・芝2200m)でリステッド初勝利を狙う。
ファイアンクランツは父ドゥラメンテ、母カラフルブラッサム、母の父ハーツクライの血統。母はJRAで3勝。12年の阪神JFではローブティサージュの5着だった。そして半兄のコスタノヴァは先週のフェブラリーSの覇者。同じくリレーションシップもオープンまで出世している。また、伯父のピイラニハイウェイは12年に佐賀記念と浦和記念を制している。
ここまで4戦1勝。昨夏の札幌でデビュー勝ち。その後は重賞に挑戦し、札幌2歳Sがマジックサンズから0秒2差の3着、東京スポーツ杯2歳Sがクロワデュノールから0秒4差の4着。世代屈指の強豪相手に善戦したものの、賞金は加算できなかった。そして3歳初戦となった前走のゆりかもめ賞でもウィクトルウェルスの2着に惜敗。クラシックを目前に控え、今回はリステッドで賞金加算を目指すこととなった。
今後を占う大事な一戦。他にも良血馬が揃ったが、血統の勢いも味方につけて、何としても勝利をつかみ取りたい。
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