【フィギュア】23年銅メダルの中井亜美はSP3位発進も得点に笑顔なし フリーで巻き返しへ

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2025年02月28日 06:34  日刊スポーツ

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第74科位全国高等学校スケート選手権大会 女子SPで演技する中井(撮影・垰建太)=2025年1月21日

<フィギュアスケート:世界ジュニア選手権>◇26日(日本時間27日)◇ハンガリー・デブレツェン◇女子ショートプログラム(SP)



2大会ぶり出場の中井亜美(16=TOKIOインカラミ)は、SP66・84点の3位スタートも笑みはなかった。


冒頭のダブルアクセルは軸が傾きながらもこらえると、続く3回転フリップを着氷。ルッツ−トーループの連続3回転ジャンプも危なげなく降りたが、演技直後は悔しさの残る表情だった。


23年大会では初出場で銅メダルを獲得したが、昨季はケガの影響で全日本ジュニア選手権10位と振るわず。2年連続の世界ジュニア選手権出場を逃した。それでも、スケーティングやアクセルジャンプを見直すなど地道な努力を重ね、今季はジュニアグランプリ(GP)シリーズで銅メダルを獲得するなど完全復活を遂げ、大舞台に帰ってきた。「まずは今シーズン、世界ジュニアで3位以内に入って、シーズンベストを出さないといけない」。出場を目指す26年のミラノ・コルティナ五輪へ弾みをつける大会にする。


3月1日のフリーは大技トリプルアクセル(3回転半)2本を組み込む構成。「先生とも話をして『ここは逃せない』と」と話しており、ここからさらにギアを上げていく。

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