いよいよオープン「シン・阪神競馬場」京都と共通する“プレゼンター×記念競走”の勝ち馬は要チェック!
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2025年02月28日 07:30 netkeiba
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表彰式プレゼンターを務める佐々木蔵之介さん(撮影:山中博喜) スタンドリフレッシュ工事のため、昨年4月から休催していた阪神競馬場が今週末から再開する。ずばり、“シン・阪神競馬場”と銘打った今回の改装。ファミリーエリア拡充を目的として、屋内キッズパーク「あそび馬!」がオープンするほか、着席型フードコートが新設されるなどグルメエリアも一新。指定席も新しくなり、グループで利用できるソファ席などを設置。JRAでは特設サイトを公開し、リニューアルオープンをアピールしている。
開幕初日となる1日(土)の10Rには、阪神競馬場リニューアルオープン記念(4歳上・3勝クラス・芝3000m)が組まれている。レース条件は昨年まで行われた松籟Sを引き継いだもの。JRAの「記念競走」を制すと不思議にも出世する馬が多く、勝ち馬のその後には注目したい。一例を挙げると、23年4月の競馬法100周年記念は、同年の七夕賞を制すセイウンハーデスが勝利。23年10月のJRAアプリリリース記念を勝ったパラレルヴィジョンは、霜月Sを挟んでニューイヤーS、ダービー卿CTと連勝した。さらに昨年2月のJCベストレース記念ではシュトルーヴェが白星を飾り、そのまま日経賞、目黒記念を制している。
阪神競馬場リニューアルオープン記念の表彰式プレゼンターは、JRA年間プロモーションキャラクターの佐々木蔵之介さんだが、同氏は23年の京都競馬場グランドオープン記念でもプレゼンターを務めた。同レースを制したドンフランキーは、続くプロキオンSで初タイトルを手にするなど重賞3勝。そんな“縁”にもあやかって、今回の勝ち馬にも大きく飛躍して欲しいところ。
1日(土)はウェルカムバンドの演奏や、場内で使えるグルメクーポンが当たるWelcomeチャンス! 特別版など、イベントも数多く行われる。装い新たなスタンドをバックに、ひさびさとなる仁川の熱戦で、今週末は盛り上がりを見せることだろう。
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