3月2日の東京マラソンへ向けた招待選手会見が28日、都内で行われ、女子の細田あい(29=エディオン)が9月の世界選手権東京大会の切符獲得へ意気込んだ。今大会は代表選考会を兼ねており「周りの方がどれくらいの記録を出すか分からないが、自分の力を出し切った上で選んでいただければ」と見据えた。
パリオリンピック(五輪)は補欠だった中、昨年9月のベルリンマラソンでは日本歴代7位の2時間20分31秒で5位と健闘。今大会へは温暖な鹿児島・奄美大島などで調整を進めてきた。
「今は日に日に状態が上がっている。ケガもなく継続した練習をしっかりできた」と自信を示し「自分の記録、自分を破るという意味で、自己記録更新を目指したい」と誓った。
女子の代表選考会は1月の大阪国際女子、東京、3月9日の名古屋ウィメンズの3レース。現時点で代表争いは、大阪国際女子で日本人トップとなった小林香菜(大塚製薬)、同2番手だったパリ五輪6位の鈴木優花(第一生命グループ)らが有力となっている。
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