埼玉県八潮市の道路陥没事故からきょうで1か月です。けさ、県の下水道事業のトップは職員に対し、「寄り添った対応で工事を鋭意進めていく」と訓示しました。
八潮市の道路が陥没し、トラックの男性運転手（74）が転落する事故からきょうで1か月が経ちました。
先月28日の上空からの映像では、直径5メートルほどの穴が確認できます。けさの映像と比較してみると、最初にできた穴がどこにあったのか分からないほど穴は広がり、中では水が絶え間なく流れているのが確認できます。
運転手の安否は今も分かっていません。
埼玉県下水道事業管理者 北田健夫氏
「被害に遭われた方にお見舞いを申し上げますとともに、今後とも寄り添った対応していきたいと考えています」
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けさ、県の下水道事業のトップは職員に対して訓示を行い、「工事を鋭意進めていく」とも話していました。
県は今後、男性が取り残されているとされる現場地下の下水道管を調べるため、下水を迂回させるバイパス工事を実施するとしていますが、完成には3か月かかる見込みです。
一方、県は、周辺の住民や企業などに向けた電話相談窓口を開設していて、工事による騒音や震動、営業の補償に関する相談などが、きのうまでに725件あったということです。
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