X(旧Twitter)で「月額390円」がトレンド入り。事実上の値上げという指摘も 【「X」トレンドワード2025・4】日本で人気のSNSの一つ「X(旧Twitter)」は、リアルタイムの情報収集に向いたツールであり、2月26日の午後にはAmazon「Prime Video(プライムビデオ)」の新しいオプションの料金を示すと思われる「月額390円」がトレンド入りした。
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●プライム会員向け動画配信サービス「Prime Video」で広告表示開始へ
Amazon.co.jpは2月26日、Amazonプライム会員向けに提供している動画配信サービス「Prime Video」に関し、今年4月8日からプライム会員特典対象の映画やTV番組に制限付きで広告を表示すると通知するメールをプライム会員向けに送信した。従来のように広告なしの状態で番組を視聴したい場合、同日から提供を開始する、月額390円の「広告表示なしのオプション」を申し込むと広告はゼロとなる。
「月額390円」というワードのうち、金額を示す「390円」は、「Prime Video」が新たに設定する「広告表示なしのオプション」の月額料金と一致しており、他のサービスの料金や製品価格を指しているとは考えにくい。別名「アマプラ」とも呼ばれる「Prime Video」の実質有料化は、かなりインパクトをもって受け止められたようだ。
広告配信開始・新たなオプション開始によるAmazonプライム会員の年会費・月会費の変更はない。Amazonでは、Prime Videoでの広告配信開始によって、Amazonは魅力的なコンテンツへの投資を継続し、その投資を長期にわたり拡大していくことが可能になるとしている。
これくらいなら毎月課金してもよいと思える「390円」という金額設定は実に巧妙だ。追加出費は悩ましいところだが、快適な視聴体験を優先するなら、4月8日以降、「広告表示なしオプション」を契約しよう。(ななしW)
■Profile
ななしW
ライター。ガンダムシリーズとコードギアスのファン。『ムーミン』グッズを集めている