23年のセントウルSを制したテイエムスパーダ(23年9月撮影、ユーザー提供:フォスさん) 金曜正午の段階で中山は芝ダートともに良。このままいいコンディションでの開催となるだろう。芝は1回開催で使われていないAコース部分を走れる馬が有利。したがって逃げ馬や好位でロスなく運べる馬、そして内枠に分がある。ダートは含水率が低めなので、前に行った大型馬が有利かも。
同じく阪神も芝ダートともに良。こちらもこのままいいコンディションでの開催となるだろう。芝は約1年ぶりの開催となるので、直線の長い外回りはともかく、内回りは内&前の組が圧倒的有利になりそう。ダートはペース次第か。
同じく小倉は芝が稍重、ダートが良。最終週だが芝はまずまずの時計が出ている。ただ、内は多少なりとも荒れているので、後半戦になるほど外が伸びやすくなるだろう。ダートは小回りだけに逃げ先行有利だが、ペース次第では差し馬にも出番がある。
【注目馬】
中山11R・テイエムスパーダ…このメンバー、この並びならハナは濃厚だ。近2戦はさっぱりだが、自分の形に持ち込めれば一変があるタイプ。木原師の有終重賞Vが見たい。
阪神11R・ウェルカムニュース…昨年のこのレースの2着馬で、ダ1900m以上では【2-1-0-0】の連対率100%。近走は芝や距離不足で結果が出ていないが、適条件で見直せる。
小倉12R・ビアフォーナウ…昇級後は4着が最高だが、前走を除けば常にメンバー中上位の上がり3Fをマークしている。最終週の差しが決まりやすい馬場、しかも大外枠とくれば、展開一つで馬券圏内に食い込めていい。