深海から宇宙へ、疑似体験=万博「三菱未来館」公開
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2025年02月28日 19:02 時事通信社
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三菱グループは28日、大阪・関西万博に出展するパビリオン「三菱未来館」を公開した。100人収容のシアター2室で構成し、来館者は大型スクリーンの映像で宇宙への旅を疑似体験できる。
「いのちの始まり、いのちの未来」をテーマに、生命の起源とされる深海を出発し、火星に至る約7500万キロの行程を約9分間のストーリーにまとめた。スクリーンは高さ9メートル、幅11メートルで天井の一部を覆う形状。宇宙船で旅をしているような「没入感」が味わえる。生命・科学・エンターテインメントの3要素を取り入れ、特に子ども世代に見てもらうことを意識したという。
小美野一館長は夢洲の万博会場で取材に応じ、「将来の日本社会を担っていく人に見ていただき、共通体験として語ってもらいたい」と述べた。
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