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(左から)パーソナリティの小山薫堂、岩橋まさきさん、鴨川仁さん、宇賀なつみ
◆“富士山の日”にちなんで富士山トーク三昧
気象庁が所有する富士山測候所ですが、「我々が気象庁から借りて研究活動をしています」と鴨川さん。というのも、「施設を完全に使わなくなってしまうと、気象レーダーや衛星などの発達を理由に、気象庁は“もう施設はいらない”ってことで、あの場所が更地になってしまう可能性がある。そうなってしまうと貴重な科学研究ができなくなってしまうので、取り壊しに待ったをかけるために組織された非営利団体になります」と存在意義について言及します。
そして、もう1人のゲスト、岩橋さんは富士山頂郵便局での勤務経験の持ち主。小山が「(富士山頂郵便局は)どんなところなんですか?」と質問すると、岩橋さんは「富士山の山頂にある富士山頂上浅間大社奥宮さんのところに間借りさせていただいて、富士山頂で郵便の引き受け業務とか記念品グッズを販売したり、登頂証明とかも販売しております」と回答します。
ここで勤務する職員たちはというと、「夏のあいだに40日間くらい、毎年若干変わるんですけれども、ローテーションを組んで2泊3日から6泊7日の泊数で、みんな交代で勤務しています」と岩橋さん。勤務する職員は郵便局内における公募で決められるそうで、今年は36人でローテーションを組んでいるとか。
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これに鴨川さんも「実はお風呂に入らなくても、あまり気にならないんですよ。というのは、我々の研究活動も長期にわたるのではなく、例えば1泊2日とか2泊3日とかで、2ヵ月のあいだに何回か行ったり来たりするんですね。そもそも山頂は湿度がなくて涼しいので、汗をかかないんですよ。だから、2泊ぐらいですと、そういったものもあまり気にならないんです」と補足します。
また、食事面については「基本的にはレトルト食品とかカップラーメン。あとは日持ちがするパンとかを持ち込んで食べて、たまったゴミを下まで下ろすという感じです」と岩橋さん。
郵便局の営業時間については他局とは異なり、朝の6時から昼の2時まで。「ご来光があったあとに大体みなさんが来られるので、6時からの営業です」と岩橋さんがその理由について語ると、宇賀は「じゃあもう早起きですね!」とビックリ。
また、小山から「富士山頂に勤務していたときの“楽しみ”は何か」を問われると、岩橋さんは「個人的な楽しみなんですけど、業務が終わって1時間から2時間程度、日があるうちにお鉢巡りに行ったり、測候所のある頂上のあたりまで歩きに行ったりしていました。あとは空の景色。やっぱり日本一高いところにあるので空が綺麗なんですよ。雲海も見えたりする、すごく綺麗なところです」と自身の楽しみを紹介。夜になると、もちろん星も綺麗で「山頂だと邪魔するものがないので、すごく星が見えます」とその魅力について語ってくれました。
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2月23日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年3月3日(月) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:日本郵便 SUNDAY’S POST
放送日時:毎週日曜 15:00〜15:50
パーソナリティ:小山薫堂、宇賀なつみ
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/post/
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